
こちらの疑問を解決します。
結論を先に言うと、Webライターで本気で稼ぎたいならポートフォリオは必須です。
しかし月に稼ぎたい額が数千円から1万円ほどなら、無理して作成する必要はありません。
ですが、副業でも5万円10万円と収入を増やしたいなら、ポートフォリオを作成すると、ものすごく有利になります。

Twitter(@kotaro__web)
本記事では、Webライターがポートフォリオを作成する理由だけではなく、作成方法もあわせて紹介します。
- Webライターで案件が獲得できない…。
- なかなか報酬が上がらず困っている…。
- 文字単価が低くて作業量に見合っていない…。
- テストライティングまで進まない…。
- ポートフォリオの作り方がわからない…。
こんな悩みを抱えている方は、本記事を読み進めていってください。
僕はWebライターを始めて2ヶ月目で106,607円稼ぐことができた理由は、Webライターを始める前にポートフォリオを作成したからです。

クラウドワークス報酬画面:2ヶ月目で106,607円の報酬
こちらの画像のようにWebライターをスタートして、たった2ヶ月目で稼げるようになった方法もわかりやすく解説していきます。
ポートフォリオ作成はブログがおすすめ
Webライターで収入を上げたいのであれば、今すぐにWordPressブログを運営することをお勧めします。
なぜなら、WordPressブログはポートフォリオになり、クライアントに実績をアピールすることができるからです。
- 「やる気は誰にも負けません!」
- 「〇〇〇〇のジャンルで20記事執筆した経験があります!」
圧倒的に後者の方が採用される確率が高いので、未経験からWebライターとして稼ぎたいのであればWordPressブログ運営をお勧めします。
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Webライターがポートフォリオを作成するべき理由
Webライターがポートフォリオを作成すべき理由を紹介します。
- 高単価の案件を獲得するため
- 文字単価UPの交渉に使うため
- 新規・継続して仕事をするクライアントを見つけるため
ポートフォリオを作成すべき理由を、こちらの順番で解説していきます。
高単価の案件を獲得するため
Webライターがポートフォリオを作成する理由は、高単価の案件を獲得するためです。
高単価の案件を獲得するためには、実績やポートフォリオがあった方が有利になるからです。

例えば、Webライターの高単価の案件を探すと、投資や金融、医療など専門的な分野が多いです。
つまり、ポートフォリオがないと、「専門分野について高額のお金を払って記事を書いてもらおう!」とクライアント側が思いにくいのです。

Webライターでポートフォリオがあると、専門性が高い高単価の案件を獲得しやすくなります。
ポートフォリオがないと単価が低い仕事で消耗する可能性があります。

文字単価UPの交渉に使うため
Webライターがポートフォリオを作成する理由は、文字単価を上げるための交渉に使えるからです。
文字単価を上げることでWebライターで稼ぎやすくなるので、ポートフォリオはかなり重要になります。

- 文字単価0.5円×3000文字=1500円
- 文字単価1.0円×3000文字=3000円
例えば、文字単価が0.5円の案件があったら、「私はこんな実績があります!」とポートフォリオを用意しておくと文字単価が上がる場合があります。
なので、Webライターで稼ぐならポートフォリオは作っておくべきです。

Webライターがポートフォリオを作成する理由の1つは、文字単価を上げるためです。
文字単価を上げることで1記事あたりの報酬が上がるので、仕事量を減らしても稼げるようになります。

新規・継続して仕事をするクライアントを見つけるため
Webライターがポートフォリオを作成すると、新しい仕事を見つけられるだけではなく継続してクライアントと仕事ができます。
継続してWebライターの仕事ができると、新たに新規のクライアントを見つける必要がなくなるので精神的に楽になるのです。

例えば僕の場合だと、1記事8000円の案件を継続して3ヶ月ほど継続して仕事をさせていただきました。
1つのクライアントさんだけで合計で20万円ほど稼げましたが、毎回案件を探して記事を納品するとなると結構大変です。
なぜなら、クライアントを探すのに時間がかかるからです。

Webライターはポートフォリオを作成すると、継続して仕事を受注できる可能性が上がります。
やはりクライアント側も実績がある人に仕事を依頼したいので、Webライターで稼ぎたいならポートフォリオを作成しましょう。

Webライターがポートフォリオを作成する手順
Webライターがポートフォリオを作成する手順を紹介します。
- WordPressブログを開設する
- 高単価のジャンルを選定する
- 実際にブログ記事を書いていく
- ブログのデータを取る
- SEOの知識を使って記事を書いていくべき
こちらの順番で、ポートフォリオを作成する手順を解説していきます。
【手順①】WordPressブログを開設する
Webライターのポートフォリオを作成するために、まずはWordPressブログを開設します。
なぜなら、WordPressブログがWebライターのポートフォリオになるからです。

例えば、クライアント側はWebライターの何を見ているか?というと、以下の項目をチェックしています。
- 最低限のパソコンスキル
- 難しい情報をわかりやすく伝えられる
- 読みやすい文章を書ける
- SEOの知識を使って文章を書ける
- 誤字脱字の有無
クライアントによって見る項目は変わると思いますが、上記をチェックしていることが多いです。
つまり、ブログを運営することでクライアント側が求めるWebライターかどうか判断できるのです。

Webライターで稼ぎたいのであれば、ブログをポートフォリオにしましょう。
まだWordPressブログを開設していないのであれば、この機会に作っておくといいでしょう。
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【手順②】高単価のジャンルを選定する
WordPressブログを開設したら、クラウドワークスで高単価のジャンルを選びましょう。
なぜなら、高単価のジャンルでブログ記事を書いていくからです。

【コタロウの場合】
- FX関連の案件を受注することを決める
- WordPressでFXブログを運営する
- クライアントにFXを提出して仕事を受注する
例えば僕の場合は、ブログ以外にFXをやっているので、FX関連のWebライターの仕事を受注しようと決めました。
なので、FXブログを始めて記事を書いていき、クライアントに運営しているFXブログを提出したという流れです。
高単価のジャンルを選ぶのは、Webライターで稼ぎやすくするためです。
単価の低い案件を選んでいると月に1万円を超えることが難しくなるので、時給の低いアルバイトをした方が稼げる場合があります。
せっかくWebライターを始めて「5万円10万円は稼ぎたい!」という方は、高単価のジャンルを選んでブログ運営をしましょう。

【手順③】実際にブログ記事を書いていく
ブログを開設して高単価のジャンルを選んだら、実際にブログ記事を書いていきましょう。
しかし適当に記事を書くのではなく、クライアントに提出するポートフォリオを作成しているという意識を持ってブログ運営をしていくべきです。

例えば、日記のような記事を20記事書いたブログと、ライティングスキルを駆使した記事を5記事書いたブログだと、クライアントはどちらを求めているでしょう。
- 日記のような記事を20記事書いたブログ
- ライティングスキルを駆使した記事を5記事書いたブログ
クライアントは記事数は少ないですけど、後者の方を採用する可能性が高いです。
つまり、高単価のジャンルでブログを運営しても、ライティングスキルがないとポートフォリオになりません。(むしろマイナスになるかも。)
記事を書く前に最低限のライティングスキルは学ぶべきです。
関連記事【完全保存版】ブログ記事の書き方徹底マニュアル【初心者からプロ並み】

【手順④】ブログのデータを取る
ブログ記事を書いていくと、だんだんとアクセスや滞在時間などのデータが取れるようになります。
ブログのデータを取ることで、さらにクライアントにアピールすることができるからです。

ブログを運営したら以下のデータを取りましょう。
- 記事ごとのアクセス数
- 記事ごとの直帰率や滞在時間
- ブログ収益
- 狙ったキーワードの検索順位
これらのブログのデータを取ることで、クライアントにアピールすることができます。

ブログのデータはGoogleが無料で提供している「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」の2つを使えば問題ありません。
- Googleアナリティクス:ブログデータの数値を確認できる(アクセス数・直帰率・滞在時間など)
- Googleサーチコンソール:キーワード関連のデータを確認できる(上位表示のキーワード・検索順位など)
Googleアナリティクスはアクセス数や直帰率、滞在時間を計れますし、Googleサーチコンソールはどのキーワードで上位表示されているか確認できます。
WordPressブログを開設したら、必ずGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは導入しましょう。

【超重要】SEOの知識を使って記事を書くべき
Webライターのポートフォリオを作成するには、SEOの知識を使って記事を書いていきましょう。
なぜなら、SEOを意識した記事をクライアントは求めているからです。

SEOを意識して記事を書くことで、狙ったキーワードで上位表示させやすくなります。
クライアントはあなたに記事を書いてもらって、狙ったキーワードで上位表示させてアクセスを集めて稼ぎたいのです。

Webライターのポートフォリオを作成するために、SEOを使って記事を書いていきましょう。
その結果として先ほどブログのデータを取るところでお伝えした、
- 記事ごとのアクセス数
- 記事ごとの直帰率や滞在時間
- ブログ収益
- 狙ったキーワードの検索順位
これらのデータを取ることができるのです。
SEOを使って記事を書かないと、上記のデータは基本的にゼロのままなので、必ず勉強しましょう。

Webライターのポートフォリオ作りのコツ
Webライターのポートフォリオ作りのコツを紹介します。
- 誤字脱字をなくす
- アイキャッチや記事中の画像を入れる
- 他の記事をパクらない
こちらの順番で、ポートフォリオを作るコツを解説していきます。
【コツ①】誤字脱字をなくす
Webライターのポートフォリオを作成するなら、誤字脱字をなくしましょう。
誤字脱字をなくすことで、クライアントからの信頼をあげることができるからです。

例えば、誤字脱字が多いブログをポートフォリオとして提出されたら、クライアントはどう思うでしょうか?
- この人に仕事を頼んでもいいのかな・・・。
- 納品された記事に誤字脱字があったらめんどくさいな・・・。
- 他の人に仕事を頼もう・・・。
ポートフォリオのブログに誤字脱字が多いと、このように仕事を受注できなくなってしまいます。
誤字脱字は100%なくすことができるので、Webライターとして稼ぎたいのであれば記事を書いたら必ず最後にチェックしましょう。

【コツ②】アイキャッチや記事中の画像を入れる
Webライターのポートフォリオを作成するなら、アイキャッチ画像や記事中の画像を入れましょう。
アイキャッチ画像や記事中の画像を入れることで、クライアントにアピールすることができるからです。

例えば、ほとんどのブログにはアイキャッチ画像がありますし、H2タグの真下に画像を入れている場合が多いです。
つまり、クライアントも同じような画像の入れ方をしている可能性が高いので、アピールポイントになります。

仮にアイキャッチ画像を作れるのであれば、ポートフォリオに入れましょう。
アイキャッチ画像を作れる人の方が、採用率がちょっとだけ上がるかもしれません。
【コツ③】他の記事をパクらない
Webライターでポートフォリオを作成するには、他の記事をパクってはいけません。
他の記事をパクってポートフォリオにすると、かなりのマイナス評価につながり仕事を受注できないからです。

例えば、Webライターとして仕事をすると、最後にコピペチェックツールで有名な「CopyContentDetector」でチェックすることが多いです。
コピペチェックツールに文章を入れることで、似ている記事との一致率を調べることができます。
クライアントは赤枠の一致率判定を特にチェックするので、他の記事をパクると納品した記事を受け取ってもらえない場合があります。
ちなみに他の記事をパクるとこのように「要注意」と表示されます。

Webライターのポートフォリオ作成で注意するべき点
Webライターのポートフォリオ作成で注意すべき点を紹介します。
- ポートフォリオは最新のものにする
- 執筆した記事掲載はクライアントの許可を得る
- 定期的に更新をする
ポートフォリオを作成する際は、上記に注意しましょう。
ポートフォリオは最新のものにする
Webライターのポートフォリオを作成する時は、最新にすることを意識しましょう。
最新のポートフォリオでないと、クライアントから信頼されないからです。

例えば、ブログの最新記事が2019年のものと2022年のものだと、どちらを信用するでしょうか。
記事の投稿日が新しいと、現在進行形で記事を書いているということの証明になるので、ポートフォリオとして使えるのです。
しかし数年前のブログを見せられても、クライアントは「今は記事書いてないのかな?」と疑われてしまいます。

執筆した記事掲載はクライアントの許可を得る
Webライターのポートフォリオはブログだけではなく、Webライターとして仕事をした記事も実績としてアピールできます。
しかし過去に執筆した記事をポートフォリオにする際は、クライアントに許可を得る必要があります。

Webライターがクライアントに納品した記事は、クライアントのものになるので著作権が発生します。
なので、Webライターとして仕事をした記事をポートフォリオにするには、クライアントから「掲載してもいいですよ!」と許可を得なくてはならないのです。

クライアントから許可が出なかったら、どのような内容の記事を書いたかを載せれば問題ありません。
- Webライターとして納品した記事数
- どんな内容を記事にしたか
- 文字数はどれくらいか
この程度ならポートフォリオとして掲載しても問題ないので、許可取りができなかったら上記の内容もあわせてポートフォリオにしましょう。

定期的に更新をする
Webライターのポートフォリオを作成するときは、ブログを定期的に更新しましょう。
なぜなら、先ほどもお伝えしたようにポートフォリオは最新のものにすべきだからです。

仮に3年前に運営していたブログしかないのであれば、新たにブログ開設して記事を書いていくといいでしょう。
ポートフォリオは仕事を受注するだけではなく、高単価の案件を獲得することにも使えるので、定期的に質の高い記事を書いていきましょう。

Webライターはポートフォリオがあると有利に仕事を獲得できる!
Webライターのポートフォリオについてまとめました。
ポートフォリオの作り方
- WordPressブログを開設する
- 高単価のジャンルを選定する
- 実際にブログ記事を書いていく
- ブログのデータを取る
- SEOの知識を使って記事を書くべき
Webライターはポートフォリオを作ることで、初心者でも高単価の案件を獲得できる可能性が上がります。
僕の場合は2ヶ月目で106,607円稼ぐことができたので、あなたもWebライターとして稼ぐことができるはずです。
初月から6万円近く稼げるようになった理由は、高単価のジャンルでブログ運営をしてポートフォリオにしたからです。
先にブログ運営をするのは遠回りに見えて、実は近道になるのです。